格安SIMサービスの「スターモバイル」をご存じですか?
または「クジラモバイル」なら知っているという方もいらっしゃるかもしれません。
実は「クジラモバイル」は「スターモバイル」の旧サービス名なんです。
そして、「スターモバイル」は一般的な格安SIM会社にはない収益システムを採用しています。
今回は「スターモバイル(クジラモバイル)」について、以下の内容を紹介します。
- スターモバイルの仕組み
- スターモバイルの料金プラン
- スターモバイルの社名変更の理由
スターモバイルの仕組み
「スターモバイル」は携帯電話の格安SIMサービスを提供している会社ですが、しかしそれだけではありません。
MLMと呼ばれるいわゆる口コミで商品を販売するネットワークビジネスで、購入者が収益を得ることができる仕組みを採用しています。
商品の購入者が新しい購入者を紹介・勧誘して、契約に至ると報酬を受け取れるシステムです。
「スターモバイル」と契約して格安SIMサービスを利用すると「ユーザー会員」になり、そこからグレードアップして「正規代理店」になることで新規の契約者を募ることができます。
「スターモバイル」にはタイトルという階層があります。
「スターモバイル」のタイトル
タイトル | 系列1 | 系列2 | 系列3 | |
MENBER
2,3系統 |
MENBER1 | 獲得人数
3人未満 |
獲得人数
3人未満 |
|
MENBER2 | 獲得人数3人 | 獲得人数3人 | ||
MENBER3 | 6人 | 6人 | ||
LEADER
2,3系統 |
LEADER1 | 18人 | 18人 | |
LEADER2 | 40人 | 40人 | ||
LEADER3 | 75人 | 75人 | ||
RETIRE
2,3系統 |
RETIRE1 | 150人 | 150人 | |
RETIRE2 | 250人 | 250人 | ||
RETIRE3 | 375人 | 375人 | ||
DIRECTOR
3系統 |
DIRECTOR1 | 350人 | 350人 | 300人 |
DIRECTOR2 | 700人 | 700人 | 600人 | |
DIRECTOR3 | 1400人 | 1400人 | 1200人 | |
MASTER
3系統 |
MASTER1 | 2100人 | 2100人 | 1800人 |
MASTER2 | 2800人 | 2800人 | 2400人 | |
MASTER3 | 5600人 | 5600人 | 4800人 |
基本的には獲得した顧客が多いほど報酬が増えるという仕組みですね。
ちなみにこの報酬は紹介した人が「スターモバイル」を継続する限り受け取れるストック報酬になります。
みなさん携帯のキャリアを変えるとだいたい2~3年は使い続ける方が多いですよね。
そのため、1度知り合いを紹介してスターモバイルに加入してもらえば長期に渡ってストック報酬を得ることが可能です。
そして、自分が紹介した方が別の知人を紹介し、その方が加入してもその人数は自分が紹介した数としてカウントされます。
そのため、自分で3~6名ほど加入させることができれば、その後は自分が紹介した方たちの紹介によって、どんどん自分自身の報酬も増えていく可能性もあるのです。
このようなネットワークビジネスはイメージが良くないことが多く、倦厭される方も多いと思います。
しかし、口コミで紹介するということは、広告費が削減できる分、会員への報酬や商品の研究や開発にお金を回せるので、商品の品質が高いものが多いようです。
スターモバイルの料金プランを徹底調査
「スターモバイル」の料金プランの大きな柱は3つです。
- スターモバイルS
- スターモバイルD
- スターWi-Fi
3つをそれぞれ解説していきます。
スターモバイルS
スターモバイルSは20Gのデータプランと24時間のかけ放題プランがセットになったサービスです。
通信回線はソフトバンクを利用するため、高速でのデータ通信が可能です。
スターモバイルSのプラン
契約プラン名 | スターモバイルS(Sコース) |
月額基本料 | 4860円(税抜き) |
区分 | 音声通話機能付きSIM |
回線 | ソフトバンク |
国内通話料 | かけ放題 |
SMS国内通信 | 3円/通 |
SMS海外送信 | 100円(課税対象外)/通 |
SMS受信 | 無料 |
データ通信 | 20GB/月 |
留守番電話 | 無料でご利用いただけます。 |
データプランと通話を両方とも必要とする方向けのプランですね。
24時間かけ放題ですし、データも20Gあるので安心してSNSや動画を楽しむことができます。
スターモバイルD
スターモバイルDは60Gのデータプランと30秒22円の通話プランがセットになったサービスです。
通信回線はドコモを使用しているので、こちらも大手キャリアのため高速通信が可能です。
スターモバイルDの通話プラン
契約プラン名 | スターモバイルD(Dコース) |
月額基本料 | 4860円(税抜き) |
区分 | 音声通話機能付きSIM |
回線 | ドコモ |
国内通話料 | 22円(税込)/30秒 |
SMS国内通信 | 3円/通 |
SMS海外送信 | 100円(課税対象外)/通 |
SMS受信 | 無料 |
データ通信 | 60GB/月 |
60G使えて月額4860円はお得ですし、YouTubeなどの動画配信サービスも安心して見ることができそうですね。
スターWi-Fi
こちらはデータ通信専用SIMのプランです。
このSIMはデータ通信のみで音声通話はできないので、スマホに挿しても通話はできませんが、1日に3G、月に90G利用できるデータ通信用スマホとして利用可能です。
データ通信専用SIMのプラン
契約プラン名 | スターWi-Fi(Wコース) |
月額基本料 | 4860円(税抜き) |
区分 | データ通信専用SIM |
回線 | 大手キャリア |
データ通信 | 1日3G(1ヶ月90G) |
大手キャリアがどこなのか気になりますが、月に90GBも使えるのはすごいですね!
モバイルルーターに挿すことで、ポケットWi-Fiとしても利用できます。
スターモバイルの社名変更の理由
「クジラモバイル」から「スターモバイル」に社名変更した大きな理由は2つあるようです。
- 理由1 株式会社にするため
- 理由2 外国の方が発音しやすい社名にするため
以下で解説します。
社名変更の理由1.『株式会社にするため』
クジラモバイルは、事業スタートからわずか11ヶ月目で会社の月商が1億円をこえたのを機に、海外展開、分社化を視野に入れて株式会社にする必要があったようです。
そこで、ネットワークビジネスの経験豊富な金谷亮(かなやりょう)氏が代表取締役としてスターサービス株式会社を設立、そこにクジラサービスの業務をスタッフごと譲渡するかたちとなりました。
このことをきっかけに、サービスの形態や内容を変えずに社名を変更したようです。
社名変更の理由2.『外国の方が発音しやすい社名にするため』
クジラモバイルの「クジラ」は、海中でクジラ同士がコミュニケーションをとるのに使われる音波が数百キロ先に届くことにあやかってつけられました。
理由を聞くと、通信事業を主とする会社のイメージにぴったりですね!
しかし、海外進出を視野に入れたときに、「クジラ」は海外の方が発音しにくいので、海外の方が発音しやすい「スター」という名称に変えたようです。
確かに「スター」だと、どの国の人にも伝わりやすいですよね。
まとめ
今回は
- スターモバイルの仕組み
- スターモバイルの料金プラン
- スターモバイルの社名変更の理由
について紹介しました。
内容は以下のとおりです。
- スターモバイルは格安SIMサービスだけではなく、ネットワークビジネスも展開している
- 料金プランは20Gのデータプランとかけ放題がセットの「スターモバイルS」
- 60Gのデータプランと30秒22円の通話プランがセットの「スターモバイルD」
- 1日に3G、月に90G利用できる「スターWi-Fi」
- 社名変更は株式会社化することを機に、海外の方でも発音しやすい社名にしたかったため
現在は格安SIMサービスを提供している会社が数多く存在するので、これからますます価格競争が激しくなりそうな予感がしますね。
「スターモバイル」の仕組みは、格安SIMサービスを提供するだけではなく、ネットワークビジネスを取り入れた他社にはない画期的な仕組みです。
この仕組みを利用して、今後ますます高品質で低価格なサービスを提供してもらいたいですね!