中学受験と高校受験どっちが難しい?コスパは?偏差値の違いは?

子育て

子どもの教育について、中学受験と高校受験のどちらが良いのかと、一度は話題にされるご家庭も多いのではないでしょうか?中学受験と高校受験はどっちが難しいのか、それぞれの違いについてまとめました!お子さんの進路を考えた時、少しでも参考にして頂ければと思います。

中学受験と高校受験はどっちが難しいの?偏差値の違いは?

中学受験の方が高校受験よりも難しいと言われています。
主な理由は、中学受験の試験内容が教科書の範囲を超えた応用問題を含むためです。このため、学校の通常授業だけでは十分な対策が困難で、特に算数では中学生でも解答が難しいレベルの問題が出題されることがあります。ただし、受験する学校や個人の学習状況によって、難易度は大きく異なるため、一概には言えません。
偏差値の差と各受験の特徴についてまとめました。

偏差値について

中学受験を考える生徒は通常、学力の上位から中位層が中心です。これに対して高校受験は、全ての学力層の生徒が対象となります。受験する生徒層の中心が異なるため、偏差値に差が出るのです。

つまり、生徒の学力に変わりがなければ、中学受験でも高校受験でも同じ学校を受験する場合、難易度は大きく変わらないということです。高校受験では偏差値が高くなるから良い学校だとか、生徒の偏差値を10点高くする学校だという認識は正しくありません。

受験の種類 受験生の割合 偏差値の基準 偏差値の意味
中学受験 全小学生の約10%〜20% 学力の高い集団の中での平均 偏差値50は「非常に優れた学力」を意味
高校受験 ほとんどの中学生が受験 全体の中での平均 偏差値50は「平均的な学力」を指す

中学受験の特徴

中学受験の試験問題は、高校受験よりも難易度が高いことが一般的です。
中学受験では、学校の授業で扱われない範囲や応用問題が頻繁に出題されるため、多くの場合塾の指導が必要とされます。

問題文が長い

中学受験では単純な一問一答形式の問題よりも、資料を読んで解答する問題や記述式の問題が多く出題される傾向があります。これにより、問題文が長くなる傾向があります。
中学受験は大学受験を意識した形式で作られているという特性があり、高い理解力と応用力が求められます。

合格するとは限らない

中学受験において最も困難な点は、合格が予測しにくいことです。
高校受験では、一定の基準で合格か不合格かの見込みが立てやすいですが、中学受験の場合、その合否を予測するのは難しいです。

高校受験の特徴

高校受験はより幅広い学生層を対象としており、試験の難易度は相対的に低く設定されています。基本的な学力を持っていれば、合格することができる学校も多くあります。

私立と公立がある

私立高校と公立高校の入試があり、それぞれに適した受験準備が必要です。特に私立高校では学校によって入試の方式が異なるので、希望する学校の情報を早くから集めることが大切です。

中学範囲の内容をしっかり学べる

高校受験の一番の利点は、中学校の勉強をしっかりできることです。大学受験に必要な基本知識は、大体中学で学びます。
特に英文法の約70%は中学レベルで学びます。中高一貫校に進学すると、中学受験後に勉強に手を抜く生徒がいるため、基本知識が足りないことがあります。この基本の不足は、大学受験で成績が伸びない可能性があります。高校受験をすることで、このような基本知識の不足を避けることができます。

中学受験と高校受験はどっちがコスパがいいの?

塾の費用で見ていくと、中学受験の方が高くなります。
株式会社DeltaXの塾選サイトを参考に、中学受験と高校受験にかかる塾の費用について調べてみました。
中学受験の塾費用はどのぐらいかかるの?

小学生の塾の費用

学年 月の授業料 年間トータル
4年生~5年生 27,000~40,000円 400,000~700,000円
6年生 36,000~55,000円 900,000~1,200,000円

中学生の塾の費用

学習塾の料金は、個別指導と集団指導では料金が違います。平均的な額を調べました。
指導式別に塾費用を徹底比較

学年 個別指導塾の月謝 集団指導塾の月謝
中学1年生~2年生 30,000円~50,000円 25,000円~40,000円
中学3年生 40,000円~70,000円 30,000円~50,000円

個別指導塾 年間トータル

中学1年生~2年生 360,000円~600,000円
中学3年生 480,000円~840,000円

集団指導塾 年間トータル

中学1年生~2年生 300,000円~480,000円
中学3年生 360,000円~600,000円

受験料

学校の種類 受験料
私立中学 20,000~30,000円
公立高校 全国一律2,200円(佐賀県・福岡県は2,100円)
私立高校 22,000円(首都圏の平均値)

中学受験と高校受験の教育費の比較

学校の種類 授業料 入学金 学校外活動費等 合計(初年度)
公立高校
(全日制)
280,487円/年 5,650円 176,893円 463,030円
私立高校
(全日制)
969,911円/年 200,000円 250,860円 1,420,771円
私立中学校 約120万円/年 260,000円 含まれる 約146万円
公立中学校 約50万円/年 約50万円

また私立学校の場合は、以下の追加費用が発生する可能性があります

  • 制服代: 10万円以上
  • 交通費:約5~8万(1年)
  • 寄付金(任意): 20万円程度
藤沢数希氏の「コスパで考える学歴攻略法」は、教育の質とその費用対効果に注目しています。著者は、自身の体験とPISAの調査結果をもとに、日本の公立学校の教育水準の高さを論じ、特に数学と科学の成績が優れている点を強調しています。
近年、首都圏の私立や国立の中学校への受験生数は9年連続で増加し、23年度には過去最高の約5万2600人に達しました。

中学入試に向けて、多くの生徒が小学4年生から6年生まで塾に通い、その費用は3年間で約300万円に上ります。さらに、私立の中高一貫校で学ぶ6年間の学費は約600万円で、合わせて約1000万円の費用がかかるとされています。

藤沢氏は、「金銭的な負担を感じる場合は、中学受験に無理に挑戦しない方が賢明です。中学受験にかけなかった費用は、高校や大学の受験、塾や予備校への支払い、留学のために使う方が、多くの家庭にとってより良い投資となるでしょう」と助言しています。
毎日新聞より▶ https://mainichi.jp/articles/20230331/k00/00m/100/149000c

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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