通関士の仕事なくなる?将来性ときつい現状について調べてみた!

仕事

将来AIに置き換わるであろう上位に、通関士の職業が挙げられています。

通関士の仕事をしている人やこれから通関士を目指している人にとって、悩ましい現状ですよね。

通関士の資格を取得しても定年まで働けるか、またキャリアアップが出来るのか気になるところではあります。

今回は、通関士の仕事がなくなるのか、また将来性があるのかも含めてご紹介します!

どうぞ最後までお付き合いください。

通関士の仕事なくなる?

10年以内にAIに置き換わる仕事としてランクインしている通関士。

ライターの仕事もランクイン…。他人事とは思えないな。

まずは通関士の仕事を紹介しましょう。

通関士とは

海外から日本、日本から海外へ品物などを輸出入するときに、税関に提出する書類の作成やチェックなどの貿易業務を行うスペシャリストです。

通関士は国家資格なんだな。

主な仕事の業務は下記の3通りです。

通関書類の作成と確認作業

通関業務のメインとも言われる書類作成と確認作業です。

輸出入申告書や仕入書(インボイス)、また提出書類の確認など関税手続きに必要な事柄を代理で行います。

書類作成やチェックは個人や会社で行うことも可能なんだ!

もちろん個人でも書類作成は可能ですが、書類が煩雑すぎること、また提出する期日もあるので、通関士に依頼することが多いようです。

通関手続き

通関書類の作成と確認作業をした後、税関に代理申請するのも通関士の仕事です。

また関税や税金の徴収の有無、そして納付なども行います。

不服申し立て

通関手続きを申請しても全ての商品が輸出入できるとは限りません。

棄却される場合もありますので、その際に通関士が不服申し立てを代理で行います。

一連の仕事の流れをみると通関士がいかに重要な仕事を担っているのかが分かりますね!

では、なぜAIに置き換わると言われているのか、通関士の今後の動向を確認します。

通関士の将来性は?

結論からすると、通関士の仕事の全てがAIに置き換わらないと言えるでしょう。

AIに置き換わるとするならばフォーマット化が出来そうな書類作成ではないかと言われています。

確認作業や不服申し立て、そして世界情勢が変化することによって変更される書類など、それぞれに合わせた対応は、通関士、いわゆる人間しかできない部分があるからです。

またグローバル化もあります。

下記は2023年12月の輸出入額です。(財務省貿易統計を参照)

  • 輸出額   9兆6,482億円(前年同月比  9.8%)
  • 輸入額   9兆5,861億円(前年同月比 ▲6.8%)
  • 差引額     621億円

年々輸出入は、増加傾向にあります。

年度 2019年 2020年 2021年 2022年
輸出額(百万円) 76,931,665 68,399,121 83,091,420 98,174,981
輸入額(百万円) 78,599,510 68,010,832 84,875,045 118,140,966

※出展元:関税レポートより

ですがそれに携わる通関士は、2021年には通関士8,342人が登録されていますが、少子高齢化が進むとなると、現役で働く通関士の人数は減る可能性があります。

今後は、通関士の人数が減少する部分をAIがデジタル化して補うなどパートナー同士の関係性になるのではないでしょうか。

通関士のきつい現状とは?

将来的にはAI化の話が出ていますが、現在の現場の実情を紹介します。

書類の不備は許されない

通関書類のミスや不備は絶対に許されません。

ダブルチェックなど確認作業を強化して書類の提出などを行います。

だから少ない人数だと休みがとりづらいんだな。

万が一、提出書類に不備やミスがあった場合は、修正申告をしなければなりません。

その際に過少申告加算税や重加算税などの費用が発生する場合があります。

また最悪の場合は、通関業務停止などの処分を受ける場合もあるので、精神的に耐え切れず辞めてしまう人もいます。

不意な残業・早出が多い

天候などで商品に遅延が発生した場合や年末などの荷量が増える時期は、おのずと残業や早出などをすることになります。

また添付されている書類にミスがある場合や書類が届かずに作業が進まないことも。

税関とクライアントのスケジュールの板挟みで書類を早急に提出しなければならないときでも、ミスは許されないので緊張が絶えません。

給料が安い

国家資格である通関士ですが、士業の中でも給料が安いとされています。

通関士の合格率10~15%なのにな。

しかし日本の平均年収が445万円と比べると高い給料と言えるでしょう。

また会社によっては、資格手当や役職手当などがついて年収1,000万円以上になるケースもあります。

まとめ

通関士の仕事なくなる?将来性ときつい現状について調べてみた!のまとめ

  • 日本の輸出入金額は増えている
  • AIのデジタル化が進んでも通関士の仕事はなくならない
  • 書類にミスがあると課税対象、通関業務停止になる場合もある
  • 不意な残業や早出もある

もともと輸入に依存している日本ですので輸出入は多いですが、さらにECサイトなどで個人の輸出入も増えてきています。

むしろ個人間の取引がグローバル化している今、通関士の仕事は需要が増加していると言えるのではないでしょうか。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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